こんにちは。ぐれです。
今回はいま私が乗っているハイエースについて、とにかく良いところだけを厳選してご紹介いたします。
ちなみに、私の所有しているハイエースは4型、スーパーGL、ディーゼルターボ、4WD、標準ボディーです。
目次
登り坂は楽勝
先ずは動力性能から。
私の住まいは西日本なので山陽道を例に出すと、勾配のきつい坂として山陽道上り方面の 三原久井IC付近の勾配4%×4kmを外すことはできないでしょう。
もちろん、ハイエース3000ccディーゼルターボなら、このきつい坂道でも、片側3車線ある一番右側の追越車線に出て、アクセルを踏めば踏むほどグングン加速して行き、普通の一般的なガソリン車を追い越してしまいます。
先日も、私のハイエースの前を走っていたヴェルファイア(おそらく2.4L)などでさえ、後ろにつけると避けざるを得ない感じで譲ってくれました。
何度か私も以前に所有していたヴェルファイア(2009年式 2.4Zプラチナセレクション)でこの坂を登りましたが、途中で加速が効かなくなってどんどん速度が低下していた記憶があります。追越車線に出ても、後続車にやがて追いつかれて走行車線に慌てて戻ったという記憶があります。
あとは、中国道の西宮名塩の下り方面。ここでも片側3車線のきつい登りがあるのですが、一番右側でもグングン加速しながら前車に追いついてしまいます。
つい先日も、荷物もそこそこ積んで、同乗者もいて、さらにエアコンを作動していたのですが、一番右側をストレスなく走って前を行く車を追い越しました。
私は、更に、これに加えてキャンピングトレーラーを引っ張ることもあるのですが、牽引時、坂道でもぐんぐん登っていきます。本当に頼もしいです。
このフィーリングは所有した人でしかわからないと思いますが、登り坂を走るのがほんとに楽しくなりますよ。このトルクフルな感覚をひとたび味わえば、「あー、ディーゼルにして良かったな~」と実感できるはずです!
広大な荷室(全車共通)
これはもう言わずと知れたことでしょう。
キャブオーバーならではの広大な荷室はこれでもかというくらいに積めます。
私はキャンプが大好きなので、いつでも出動できるよう、キャンプ道具を積みっぱなしにしています。キャンプに行く度に、全部の道具を一から積み込むのは大変ですからね。
写真はキャンプ場にて
積載例として、これはキャンプ場に持ち込んだ時の私のハイエースです。
これだけの荷物を乗用車、もしくはSUVに積み込むのはちょっと無理があると思います。
ちなみに私のはベッドを装備しています。しかし、これで実際に寝たことはありません。寝心地が悪いとかじゃなくて、トレーラーを所有しているので、これで寝る機会を逃してしまっただけです。クッション性は抜群なのでベッドとしては申し分ないと思います。こういう別の使い方も可能という一例ですね。この棚?!のお陰で、さらにデッドスペースを有効活用でき、積載が楽になっています。
こちらがわたしが購入したハイエースS-GLナローボディー用のベッドキット。値段のわりにしっかりとした作り。4枚の板を並べるだけ。邪魔なときは重ねておけばいい。
キャンプ場はハイエースだらけ
昨年の暮れから今年の初めにかけて、年越しキャンプを敢行したのですが、周りを見渡すとこっちもあっちもハイエースばかり。私はキャンピングトレーラーがあるので、大してハイエースに積む荷物もない、(とはいえ薪やらテーブルやらで結構いっぱいでしたが)、対してテントに寝るスタイルの方たちのほうが、寝袋やらマットやらで、もっとたくさんの荷物があったと思います。普通の乗用車ではまず無理だろうなあという荷物量でした。
ハイエースを有効活用されているなあと遠目から眺めておりました。
追い越し車線ぶっちぎりの話(ディーゼル限定?)
これはまた動力性能の話に戻ってしまいますが、Yahoo!知恵袋とかで、「ハイエースが高速道路の追越車線を猛スピードで追い越して行くのをよく見かけるのですが気のせいですか?」とかの質問をちょいちょい見かけます。
そして大概、「ハイエース乗りはキチ◯イが多いからね」みたいな答えを返したりしています。ん~、これはね~、確かに世の中にはいろんな人が居て、もしかしたらそういう方もおられるかも知れませんけど、私なりにこの問題を解釈すると、まず、
- ハイエース自体の絶対数が多いので、車自体を見かける機会が多い。
- 基本、商用車なので実際に仕事中の走行であり、急がないと出張先の仕事に間に合わない等、スピードを出したくなくても出さざるを得ない状況にある。
- 追越車線を一気に駆け抜けているのは、ほとんどがディーゼルターボに限られている(私の推測)。
やはり、私がこの今回の記事で強調したいのは最後の部分です。
私は仕事の関係で、自分のハイエースだけではなく、得意様のお車を拝借して仕事に出かける機会もあるのですが、それが2000ccガソリン仕様で走りは全く別物です。
このガソリン仕様、もともとローギヤードに設定されているのかアクセルを踏むと出だしは、ぐんっ!と加速するのですが、ひとたび荷物をそこそこ積んで高速を走るともうダメです。大型車が前車を追越しかけているいるみたいに、なかなかスッっと抜くことができません。
反面、ディーゼルなら100km/hくらいからの追越しでも、アクセルをグッと踏み込めば、さらにそこからグワーっと力強く加速してくれます。
この、「グワーっ!」という感覚がディーゼルの力って感じなんです。ドン!とかバーン!ではなくって、あくまでグワーっ!なんです。回転の速さとかじゃなく、回そうとする力、トルクを感じることができるのです。
ハイエースの資産、恐るべし!
これもディーゼルのほうが有利でしょう。
たった今、グーネットで検索してみたところ、「ハイエースバン」というキーワードだけでも、なんと2300件以上がヒットしました。すごい数ですね!
10年落ちのS-GL 3000ccディーゼルでも、まだ200万近くします。
ちょっと意外だったのが、2000ccガソリンのS-GLでも150万くらいしていて健闘しているな~というのが私の率直な感想です。
これは、ディーゼル、ガソリンという分け方ではなく「ハイエース」というネームバリューのせいかもしれません。中古車市場では、「ハイエース」というだけで高値で流通しているようですね。さすがハイエースです。
同じく資産価値の話で、私の知人の大阪に住んでいる嶋田のおじさん(仮名)という方の事例です。当時ハイエースS-GL3000ディーゼルを所有していて、ある日、出勤しようとするとそこにあるはずのハイエースがない!悲しい出来事ですが盗難被害に合ったようです。
それで、盗難保険の適用となったわけですが、8年落ちだったにもかかわらず、200万ちょいの保険金が支払われたそうです。その保険金で、中古のBMW5シリーズのツーリングワゴンを購入されていました。8年落ちのハイエースが、程度の良いBMWに、しかも何の追加費用もなく交換されていました。
「詐欺みたいやな~」と周囲からはからかわれていましたが、そんなこともあるんですね。ハイエースの資産価値、恐るべし!です。
燃費
私のハイエース スーパーGL 3000ccディーゼルターボの平均燃費は現在8.3kmです。
荷物を普段からもっと減らせばもう少し良くなるはずですが、こんなもんかなと。
燃料の単価そのものはガソリンに比べると安いので満足しています。
後席のクーラーが強力すぎる!(S-GL標準)
出典:グーネット
後席用に装着されているS-GL標準装備のクーラー、これがまた強力なんですよ!
広い荷室がありながら、それをカバーするためのものなのでしょうが、ちょっと作動させているうちに、本格的な夏場でもすぐにオフしたくなるくらいに冷えます。
体に風を直接当てていると、本当に寒くなってきますから、大概は、違う方向に向けることになります。
車自体、現場で使用することを想定しているのか、やはり夏場の現場で職人さんが汗だくになって作業して、さあ昼御飯だ!という時に、車の中で昼食を摂ることも多いかと思います。そんなとき、「あ~、今日は暑いな~、気温が高すぎてエアコンが効かねえな~」となるか「ふぅ~、気持ちいい~。爽快、爽快!」となるかで、午後からのお仕事にも多分に影響してくるものと思います。
地球温暖化により、熱中症についてのニュースが毎年、世間を騒がせていますが、そんな熱中症対策にも、十分に役に立っているかも知れないですね!
まとめ
近くの河原にて
ほとんど私の所有するハイエースの自慢話になってしまったような今回の記事、いかがだったでしょうか?w
私のような、仕事でも(ちなみに電気工事関係)、キャンプでも、高速使った遠出でも、キャンピングトレーラーのヘッド車としても、私の用途にピッタリとハマる車はハイエース以外にはないと思っています。
もちろん、乗り心地とかエンジンの振動とか、キャブオーバーと言ってエンジンが運転席の直下にあるが故の熱気など、デメリットもあります。
それでも総合的に所有してみて、やっぱりハイエースにして良かったな~という一言に尽きると思います。
これから、ハイエースの購入を検討されている方は是非お近くのディーラーを訪ねてはいかがでしょうか?
ちなみにキャブオーバーとしては最終型になる5型というものが近々発売されるのでは?という情報も入ってきています。
次期300系ハイエースは周知のごとく、キャブオーバーではなくなりそうです。つまりは広大な荷室は削られるものと予測できます。それを補うためか、全長5m超えのバージョンも設定されているようです。ZiL522と変わらない大きさですね。
結論を言いますと、この「キャブオーバー最終型の5型」が最も人気のあるハイエースになるのではないか?ということなんです。
リセールする時、買い替えの時に大いに一役買ってくれるのではないでしょうか?
以上、ハイエースについてでした!
最後までお読みいただきありがとうございました。