こんにちは!GRE(ぐれ)です!
キャンピングカー乗りのみなさんは、この春タイヤをスタッドレスから夏用に交換されたと思いますが、キャンピングカーって車重が重いので自分でタイヤ交換するのは大変ですよね!
その為にタイヤ交換はショップにお任せっていう方も多いと思います。
しかし、ちゃんとした道具さえあれば思ったよりも自分で楽に作業することができます。
今回は、これからご自分でキャンピングカーのタイヤ交換をされる方の参考になればとの思いから、私の作業風景をご紹介いたします。
(※ 念のために。私は自動車整備士でもなくただの素人です。
私と同じやり方で事故が起きたとしても一切の責任は負えませんのでご了承ください)
用意した道具はこちら
1.フロアージャッキ 3t用
2.ジャッキスタンド
3.輪止め
4.カースロープ
5.ブレーキクリーナー
(上記は全てアストロプロダクト)
6.トルクレンチ
(※ 記事の最後に道具をまとめて載せています。ご購入の際に参考になさってください)
タイヤはミシュランアジリス。
夏用のタイヤをどれにしようかと思案している中、
ネット上で定評のあったこちらのタイヤをチョイス。
推奨空気圧450kpaでありながら、耐荷重はタイヤ1本あたり1060kgという高性能。
乗り心地と安心感を与えてくれる素晴らしいタイヤであると判断しました。
ちなみにアマゾンで1本あたり送料込みで15000円ほど。コスパ高いです!!
まずはフロントから。
フロアージャッキをかけやすくする為に、スロープジャッキの上に前輪を乗せます。
スロープはもちろん左右とも同時使用します。
次にリアタイヤに輪止めをします。
不意に車が転がったりすると大変危険ですから、輪止めを必ず使用しましょう。
ジャッキアップする前に、前輪のナットをレンチで少し緩めます。
ジャッキアップした後では、タイヤが回転して緩めるのに苦戦しますから、タイヤが接地している状態でナットを緩めておきましょう。
ナットは4分の1程度回転したら充分でしょう。
フロントのジャッキアップポイント。
車屋さんがすでにジャッキアップした形跡があります。
こうやって作業していると、意外にもいろんなところに錆びが発生していることがわかります。
新車なのにね〜。
あんまり放置しても車には良くないはずなので、近いうちに何らかの対策をしたいと思います。
ジャッキアップしてます。
このようにフロアージャッキ3t用なら、車の真ん中でも楽々ジャッキアップできてしまいます。
ジャッキハンドルが長いから余計に軽々と上がるのかもしれません。
ジャッキスタンドを噛ませます。
そして、ジャッキスタンドに少し荷重がかかるまでフロアージャッキを下げます。
さあ、ナットをバンバン外していきましょう。
私はマキタの10.8V充電式のインパクトドライバーを使います。手で緩めるよりもはるかに作業がはかどります!
仕事でもガッツリ使ってますが、コンパクトなのに、いい仕事してくれる頼もしいやつです。
タイヤが外れました。
いや〜、錆び錆びですね〜。
アルミではなくハイエース用の鉄チンホイールを履かせているからでありましょうか。
まあ、仕方ないですね。
その奥には、カーセールス・ワタナベのオリジナルショックが確認できます。
ブレーキクリーナーで、この錆び錆びを落とします。
ブレーキクリーナーを吹かした後、歯ブラシでこすって錆びを落とします。
新しく取り付けるホイールも、ブレーキクリーナーで掃除しておきましょう。
汚れや異物が付着したままで取り付けると、やがてその汚れや異物がなくなった時にはハブとホイールの間に隙間が生じることにもなりかねませんからね!
ナットをはめる前にデイトナのセンターキャップを忘れずにつける。
後からは入らないんですよね。
ナットを取り付け、インパクトドライバーで仮締めします。
ナットの仮締め順は対角でいきます。
この作業を左右ともにやります。
3tジャッキですと、作業が左右ともいっぺんにできるので非常にスピーディーで楽チンです。
本締めはジャッキダウン後にします。
左右ともに新しいホイールがつきました。
一旦、さらにジャッキアップしてジャッキスタンドを外します。
ジャッキダウン後。
この状態になれば、ナットの本締めができます。
トルクレンチの設定は100ニュートン。
対角で締め上げたら完了です。
かなり長くなりましたが、ここまでが前半戦でした。
次は後半のリアタイヤの交換に移ります。
後半はリアタイヤ編。
若干、駆け足気味で^^;
スロープに乗って、ナットを緩めて…、
輪止めも忘れずに…。
センターデフにジャッキをかけて、
ジャッキスタンドをかけます。
フロントと同様、センターで一気にジャッキアップしても楽に上がります。
さすが3t用ですね。
フロント同様、インパクトドライバーでナットを緩めると、やがてタイヤが外れました。
タイヤが外れると、その奥に潜んでいたエアサスとまたまたショックアブソーバーが顔を出しました。
「バッグよ、破れるなよ〜」と思いながら触ってみる。
まあ、3万キロ以内なら破れても無償で交換してるんですがね。
3万キロ超えても、器用な人なら仮にバッグが破れても、バッグのみネットで注文して自分で交換できるかもしれないですね。
フロント同様、ジャッキダウン後にトルクレンチで締め上げ。
このメモリを合わせてトルクを調整する。やはり100ニュートンに設定。
このトルクレンチ。使用後はトルク調整をゼロにしておかないと、後々に調整がうまく効かなくなるらしいです。
最後にリングを取り付け。
これがなかなか入らない!
足でバンバン蹴って、やっとの事で装着!
最後にエア圧の確認。このタイヤゲージは700kpaまで測ることができる優れモノ。
ミシュランのアジリスの推奨圧は450kpa。
実際に測ってみると350kpaほどしか入っていませんでした。
早速、この後ガソリンスタンドへ行ってエアを注入したのは言うまでもありません。
まとめ
以上、カムロードのタイヤ交換作業のレポートをお伝えしました。
なにぶん素人の作業なので、プロの方の手順や方法とは違うものがあるかもしれません。
しかし、私のような素人でも、こういう道具さえあればこれぐらいの作業はできるんだということをお伝えしたかった訳であります。
この記事が少しでも、全国のキャンピングカーファンの方々の参考になったとしたら大変嬉しく思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
お久しぶりです。
僕もフロアジャッキ3.25トンを新調して自分でやってます。ウマも4トン買いましたよ。
油断は良くないですが意外とすんなりというかスムーズにやれましたね。重い車だしトラックっていう先入観でだいぶビビっていたんですがね。
お互い楽しみましょう(笑
インパクトが欲しいですww
naoさん、こんにちは。お久しぶりです。
実は私がこのタイヤ交換作業をしたあとに、何気にnaoさんのブログへお邪魔したら偶然にも同じような作業&投稿を先にされている事を知りました。そっくりだったんで、びっくりでしたよ!(笑
私も自分では無理かな?と思ってましたが、タイヤ館の方の作業を観察しまして、ひょっとしたら自分でもできるかな?という思いになりました。エアーのインパクトがかっこいいですが、コンプレッサー持ってないので私は電動です。ボード屋さんとかだったら導入しやすいんでしょうかね?