久々の更新です。
納車から少し時間が経ってしまいましたが、12月17日にとうとうZiL522が我が家にやってきました!
6月上旬の契約から半年以上経ちましたが晴れてやっと納車の運びとなりました。
目次
ZiL522とご対面!
つ、ついに私の522が目の前に〜!!
プレートもちゃんと希望通りの番号になっている。
私は飛行機も好きなので、ボーイング767から番号を頂きました!
さすがに私もアラフィフなので、無邪気にはしゃいだりするわけには行きません。
浮き立つ気持ちをグッとこらえて、あくまで冷静に冷静に営業さんの説明を聞きました。
本当は飛び上がりたいぐらいの気持ちでしたが(^^;)
朝9時半から説明が始まり、途中、新規の来客があると営業さんが不在になったりして、一通りの説明を聞き終えた時にはほとんどお昼になってしまいました。
とにかくいろんなスイッチがあったり、ポンプやボイラーの使い方など覚えることがめちゃくちゃ多くていっぺん聞いただけでは到底覚えられるものではありません!
まあ、「習うより慣れろ」ってことなんでしょう。
さっそくタイヤを交換しに行く
タイヤ館にて純正で装着されていた新品のホイールとタイヤを外してハイエースの鉄チン+ブリザックW979と交換。
なんだか勿体無い感じもしますが、たとえ今が夏だったとしても絶対に交換しなければなりません。
純正タイヤは耐荷重が少ないのでバーストのリスクは計り知れません。
より安全を重視するには必須項目なんですよね。
せっかく交換しても、LI(ロードインデックス)がほぼ同じなら安全性という観点で言えばあまり意味のないことです。(乗り心地は改善される場合はありますが…)
それでも絶対にバーストしないとは言い切れません。
もし空気圧のチェックを怠れば当然リスクは高まるわけで、
乗り心地を重視したいがために規定の空気圧を下げるなどはもっての外だと筆者は思うわけであります。
気持ち的に安心感が違いますからLIを上げておいて損はしないと思います。
タイヤのことについては関連記事がありますので、まずこちらからもお読みください。
ファーストインプレッション
ZiL522のベースとなっているカムロード。
いくらキャンピングカー向けに製造されているとはいえ、所詮ベースはダイナ。要はトラックです。
乗り心地が普通乗用車に比べると、まったく次元が違います。
最初に乗った時は正直、私のローダウンしているハイエースよりは、よほど乗り心地がいいなあと感じました。
しかしながら、しばらく乗っていると、硬いサスのトラックでも荷物を大量に積めば良くなったように感じるのとなんら変わりはなく、
一言で言えばやっぱり「過積載のトラック」、でした。
乗用車の感覚は完全に捨て、トラックドライバーに成り切るべし
カーブが多い山道や、長い下り坂はかなり神経を使います。
とにかくブレーキの効きが半端なく悪いので、エンジンブレーキを多用しなければいけません。
強化ブレーキを入れてますが、それでもスピードが出すぎているとヤバい!ってなって即エンジンブレーキ!ってことになります。
慣れないとガキ!ゴキ!やってサクッと一発で入らないのがまた一段ハードルが高いなと感じるところです。
その一方、加速はディーゼルなので特に不満はなく、図太いトルクが重い車体を力強く運んでくれます。
上り坂は気持ちがいいくらいグングン上がって行ってくれます。
しかし、そのまま調子に乗っていると、タイトなコーナーでのブレーキングでヒヤッとすることになります。
とにかく価格はレクサスRXクラスでも、運転している分には満車状態の配送トラックドライバーだと思った方がいいです。
レクサスは確かにいい車。でもレクサスには真似できないものがある!
最初のP泊は地元の吉備SAにて
端から見る「贅沢なキャンピングカー」というイメージとは裏腹に、意外にもドライバーは運転と格闘しているのだとこのたび実感することとなりました。
運転していて楽しいか?と問われれば、確かに大変だと答えるでしょう。
しかし、たまたまかもしれないですが私自身はトラックの運転が好きなので、運転そのものもそれほど苦にはなりません。
道幅いっぱいでスレスレで通行したり、切り返さなければ曲がれないような曲がり角を一発で決めたり、そういう面倒くさいことが逆に楽しいと思えてしまうんです。
そして運転以外で考えると、もうここに簡単には書ききれないぐらいの良さがあると思います。それはこのブログ全体に流れていることなので、ここでは書きません。
まとめ
高梁市R484のループ橋にて
若い時から行き先も決めず、走れるところまで走って適当な場所で車中泊をしていました。
そんな私には、何もかもが備わっているZiL522のようなアイテムはまさに夢のような道具です。
現にこの記事を書いているのも遠方(今は高知県にいます)に出かけたキャンピングカーの中ですからね!
電気も使え、冷房、暖房はエンジン停止中でもOKだし、時間と予算が許せばずっと旅ができる。
家が一番落ち着くというご意見もあるでしょうが、日頃のストレスから解放される非日常な時間をたっぷり味わえるのがキャンピングカーの良さじゃないでしょうか。
しかし、人ってなぜ旅をしたくなるんでしょうねえ。
それを考えているとまた終わりが見えなくなってきますので、今日はこの辺で。
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